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なぜ私は“婚活疲れ”したのか?元業界人が語る乗り越え方

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◆筆者紹介◆

都内在住・30代前半の婚活中女性。結婚相談所や婚活パーティーの現場で働いていた“元業界スタッフ”でもあります。自分自身もマッチングアプリでの婚活経験があり、業界の知識とリアルな体験の両方を活かして発信しています。



「またダメだった」「なんでうまくいかないんだろう」——

婚活を続けていると、ふとした瞬間に心が折れそうになることがあります。特に真剣に結婚を考えて行動している人ほど、うまくいかない状況に直面したときのダメージは大きいものです。

私は結婚相談所や婚活パーティーの現場で働いていた“元業界人”でありながら、自身も婚活マッチングアプリで活動をしていた一人。そんな私でも、「婚活疲れ」に陥ったことがあります。

この記事では、「なぜ婚活に疲れるのか」「どうすれば乗り越えられるのか」を、経験と業界知識の両方の視点からお話しします。

婚活疲れとは?

婚活疲れとは、婚活を続ける中で心身ともに消耗し、やる気や前向きな気持ちがなくなってしまう状態のことです。

特に以下のような人に起きやすい傾向があります:

  • 何度も失敗して自己肯定感が下がっている

  • 「早く結婚しなきゃ」という焦りがある

  • アプリ・相談所・イベントなどを同時に使いすぎている

  • 相手に合わせすぎて疲れてしまう

私が婚活疲れに陥った理由

1. 「頑張りすぎる婚活」が日常になっていた

最初は「理想の人に出会えたらいいな」と思っていたはずが、気づけば毎日のようにアプリを開き、メッセージに追われ、予定を詰め込み……。

婚活が“タスク”のようになり、楽しさもときめきも消えていました。

2. 比較と自己否定のループ

友達が結婚した、同僚がプロポーズされた——そんな話を聞くたびに「なんで私はまだ?」と落ち込んでいました。

マッチングしても長続きしない、会ってもピンとこない。それが続くと、「自分が悪いのでは?」とどんどん自己否定に。

3. 「業界人だからこそ知ってしまう現実」

仕事柄、マッチングアプリや結婚相談所の“裏側”を知っていたことも逆にプレッシャーになりました。

「こういう人は成婚しやすい」「こんな人は避けられる」などの知識が、相手を見る目を厳しくしすぎてしまっていたのです。

婚活疲れを乗り越えるために私がしたこと

1. 婚活を“いったんお休み”する勇気

疲れているときに無理をしても、良い出会いにはつながりません。 私は一度アプリを全部消し、婚活を完全にストップ。

その期間は、趣味や友人との時間、自分磨きに集中しました。 結果として、自分を取り戻し、「また婚活してみようかな」と思える心の余裕が生まれました。

2. 「いい人を探す」から「自分を大切にする」へ

婚活は相手探しであると同時に、自分と向き合う時間でもあります。

自分がどんな人生を送りたいのか、どんな相手とどんな関係を築きたいのか—— それを整理することで、「結婚」が目的ではなく、「幸せな生活」のために婚活しているんだと気づけました。

3. 小さな成功体験を積み重ねる

一人の人とマッチングできた、一通でも心が通じるメッセージがあった、そういった小さな“よかったこと”に目を向けるようにしました。

婚活は「一発逆転」ではなく「積み重ね」。そう思えるようになったとき、気持ちが楽になりました。

婚活に疲れてしまったあなたへ

疲れを感じているのは、あなたが真剣に向き合っている証拠です。

うまくいかないことも、回り道も、すべては「あなたにとっての大切な経験」になります。

休むことは、サボることではありません。自分を守るために必要な時間です。

あなたが心から「また始めてみよう」と思える日が来たとき、その先にはきっと素敵な出会いがあります。頼できる人と出会っていきましょう。

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